海辺でフォトウェディングを行う際に注意するべきポイントとは?
ハワイのフォトウェディング定番スポットといえば海辺のビーチ。海辺は広く、青い空と海、白い砂浜が美しく、二人の表情もはっきり写ります。昼間はもちろん、夕焼けを背景にシルエット撮影など、海辺は無限の表現ができます。ただ、海辺のフォトウェディングでは注意する点がいくつかあります。詳しくご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
海辺でフォトウェディングを行うメリット
海辺のフォトウェディングは「ビーチ」「海沿いの公園」などが定番です。これらの場所で行うメリットは何でしょうか。
写真映えが抜群
最大のメリットは写真映えの良さ。海辺は太陽光がとても強く、写真撮影に最適な環境です。その上、海と空、砂浜が広がる絶景はそれだけで最高の撮影会場です。ここにドレスとタキシードのカップルが撮影すれば、それだけでSNS映えが抜群。夕日が沈むビーチでシルエット撮影も、ムード満点です。
手軽に行ける非日常空間
ハワイのリゾートは海辺にあります。ハワイのリゾートホテルに滞在すれば、目の前が撮影スポット。歩いて行ける距離で日本ではほとんど体験できない美しいビーチが広がるのは、ハワイならではの魅力です。ただ、撮影する海辺は目の前のビーチ以外の場所になることがあります。
海辺でフォトウェディングを行う際に注意するべきポイント
一見するとよいことばかりの海辺ですが、自然が相手なので注意すべき点があります。
悪天候で撮影キャンセルの可能性
一番よく起こるトラブルは、予定日の天候が嵐で、海辺のフォトウェディングがキャンセルになること。
この場合はフォトスタジオでの撮影や、撮影延期などになります。代替えプランは必ず事前の打ち合わせで確認しましょう。ハワイは比較的天候が安定していますが、100%晴れを保障するわけではありません。ハワイの季節は乾季と雨季で、乾季は4月から11月、雨季が12月から翌3月ごろと言われています。
ハワイは雨が降ってもにわか雨で、雨上がりに虹が出ることもあるので、雨季だから諦めることはありません。ただし台風には注意が必要です。ハワイに台風が来るのは6月から11月まで。ハワイに接近、直撃する台風は日本に比べると少ないですが、運悪く当たった時は海辺の撮影は諦めましょう。
撮影のタイムスケジュールがシビア
海辺でフォトウェディングをするなら、時間は午前中、昼間、午後の3種類と、オプションで夕日がセットになります。当日の撮影があなた方1組ならよいですが、リーズナブルなプランだと撮影業者が1日何組も撮影することがあります。リーズナブルなプランならセッティングで1時間以上、撮影1時間ほどが基本です。タイムスケジュールはかなりシビアなので、事前の準備は万全にしましょう。
海辺でのフォトウェディング撮影でおすすめのポーズ
ビーチなど海辺のフォトウェディングはさまざまな決めポーズがあります。どんなポーズがよいかは好みがありますが、ここでは「長く楽しめる、将来生まれる子どもにも見せて楽しめるポーズ」をご紹介します。
海に向かって立つ
カップルで海側を向き、背中から撮影するポーズです。二人の未来を感じさせる、魅力的な写真になります。カップル同士手をつなぐのもよいですし、ただ立つだけでもストーリーを感じさせる写真になるでしょう。背中しか撮影していないので、SNSで顔出しNGの方でも投稿しやすいメリットがあります。背中側の撮影は姿勢を正すのが成功のコツ。お尻をしっかり引き締めて、背筋に意識を集中すると背筋が伸びて、美しい立ち姿になります。無理に背筋を伸ばすと、不自然なポーズになってしまうので注意しましょう。
トレーン(ウェディングドレスの「すそ」)を持ってもらう
広いビーチのメリットが出るポーズです。長いトレーンをパートナーに優しく持ってもらい、あなたが振り向くポーズは定番。ちょっとした演出もフォトウェディングの魅力です。あまりにも弾けたポーズだと後で気恥ずかしくなることもありますが、トレーンを持つのは演出的でありながら自然な雰囲気が出せます。カメラマンから指導が入ると思いますが、トレーンはドレープ(服のしわ)を美しく出すために、たるませて持ちましょう。ピンと引っ張ると不格好になる上に、ドレスが痛みます。
足元、手元のアップ
白い砂浜は写真撮影で最高の環境です。ぜひ、二人が歩く足元の写真も撮影してみましょう。全身写真だけでは単調になりがちですが、1、2枚アップの写真があるとストーリー性が生まれ、メリハリの利いた写真になります。波打ち際を歩くだけでも映える写真になるでしょう。撮影する枚数が多い方におすすめのアングルです。また、手をつないだアップ写真もおすすめです。
まとめ
今回は海辺でのフォトウェディングにおける注意点などをお伝えしました。屋外の撮影は天候次第で左右されがちですが、晴れたら思い出に残る素晴らしい写真が撮影できるでしょう。そのためにも、撮影業者との打ち合わせは綿密におこなうことをおすすめします。何ができるか、何ができないか、何にオプション料金が課されるかを確認することで、トラブルのない楽しい撮影が楽しめるでしょう。