フォトウェディングで失敗しないために押さえたい4つのポイント!
婚礼衣裳を身に着け、結婚の写真だけを記念に撮影する「フォトウェディング」。手軽でリーズナブルに実現できるため、結婚を考えている多くのカップルから注目を集めていますが、ポイントを押さえて準備をしないと失敗して後悔することにもなりかねません。今回は、フォトウェディングで失敗しないために押さえたい4つのポイントを紹介します。
スタイリストさんにしっかりと希望を伝えよう
フォトウェディングでよくあるのが、「メイクが似合っていなかった」「ヘアメイクが自分の想像と違っていた」という失敗。これらはスタイリストさんとイメージの共有が上手くできていなかったことが原因で起こるものです。たとえスタイリストさんがベテランで経験豊富だったとしても、価値観は人それぞれ。メイクやヘアメイクはおまかせでオーダーせず、「こんな風にしたい」という希望をしっかりと伝えることが大切です。
打ち合わせの際はSNSなどで事前に保存しておいた写真を見せたり、普段の自分のメイク写真を見せたりして、イメージを具体的に伝えましょう。また、上手くイメージを伝える自信がない場合は、好きなモデルや女優、好きなファッション雑誌などを伝えるだけでも、好きな系統を理解してもらえるはずです。
カメラマンの技術も要チェック
カメラマンを指名できるかどうかはスタジオによって異なりますが、好みの画像をピックアップしたものを見せてイメージを伝えると、テイストが似たカメラマンを紹介してもらいやすくなります。また、カメラマンの技術については、最近ではホームページの他、FacebookやInstagramでも実際の写真を手軽に見ることができます。期待する技術レベルに達しているかどうか事前にチェックしましょう。
カメラマンが決まったら、あらかじめカメラマンと打ち合わせをするのもおすすめです。カメラマンは持っている技術だけでなく、その人柄も重要。明るく雰囲気を盛り上げてくれるようなカメラマンであれば、撮影中の2人の表情も違ってくるでしょう。
また、カメラマンとの打ち合わせでは、撮影シーンやポーズについてしっかりと話し合いましょう。ロケーション撮影で2人の思い出の場所などを希望する場合、事前の申請が必要なこともあります。場所にこだわりがある場合は打ち合わせ前に確認しておくとスムーズです。
またポーズについては、「手を組む」「ふたりで向き合う」「指輪交換」など、希望を2人でリストアップしておき、その後カメラマンと共有するのがおすすめです。
なお、希望の写真に撮影小物が必要な場合は、スタジオにあるのか、あるいは自分たちで用意しなければならないのかも、あらかじめ確認しておきましょう。撮影中に事前にお願いしていないポーズを思いついたら、その場でカメラマンにリクエストしても構いません。積極的にカメラマンとコミュニケーションを取り、後悔のないフォトウェディングにしましょう。
写真を撮るだけだからと妥協しない!
結婚式を挙げる場合と違って、フォトウェディングは「写真を撮るだけだから…」と考え、細かな点を妥協しがちです。しかし、フォトウェディングも結婚式同様、一生に一度のイベント。やり直しをすることもできません。衣装、メイク、ヘアメイク、撮影シーン、ポーズなど隅々までこだわって、理想通りのフォトウェディングを実現しましょう。
とはいえ、フォトウェディング経験者の中には、スタジオ側との打ち合わせが充分でなかったためにイメージを伝える機会が少なく、撮影内容や仕上がりに満足できなかった方もいるようです。事前の打ち合わせの回数が多く、希望を丁寧に聞いてくれるスタジオを選ぶことが、妥協しないフォトウェディングのカギとなるでしょう。
価格やプラン内容を総合的に見て決めよう
フォトウェディングのスタジオは「自分たちのイメージに合う写真を撮れるかどうか」を重視して選ぶことが大切ですが、やはり価格やプラン内容も重要です。見積り料金そのものにとらわれるのではなく、含まれている内容までしっかりチェックしましょう。
「衣裳は新郎新婦で各何着含まれているか」「アクセサリーや小物は含まれているか」「撮影カット数は何点か」「データは含まれているか」といった点をあらかじめ細かく確認しておくことで、大幅な予算オーバーになるのを防ぐことができます。また、撮影小物の持ち込みや、撮影時間の延長でオプション料金がかかることもあるので、その内容もよく確認しておきましょう。価格やプラン内容も総合的に見て納得できるスタジオを選んで、理想通りのフォトウェディングを挙げてくださいね。
今回は、フォトウェディングで失敗しないために押さえたい4つのポイントを紹介しました。フォトウェディングは結婚式を挙げるよりも費用が抑えられる、準備の手間が要らない、周囲に気を遣わずに行えるなどたくさんのメリットがありますが、気軽に実現できる分「安いから仕方ない」と妥協してしまうことも少なくありません。とはいえ、後で後悔しても撮り直すことはできないうえ、写真は一生残るものです。事前にプラン内容をよく確認する、打ち合わせを入念に行うなどして、思いどおりの素敵なフォトウェディングを挙げましょう。