フォトウェディングに両親や義理の両親は呼ぶべき?トラブルにならないための対策など
最近では、結婚式の代わりにフォトウェディングを行うケースが増えています。そして、フォトウェディングの際、両親や義理の両親を呼ぶことにより様々なメリットやデメリットがあります。本記事では、フォトウェディングに両親や義理の両親は呼ぶべきかどうか、トラブルにならないための対策について解説します。
両親・義理の両親を呼ぶメリット
結婚式を行うには打ち合わせや準備を入念に行う必要があります。さらに、費用も高額であるため、結婚式を行わないという選択をするケースが増えています。一方、結婚式を行わない代わりにフォトウェディングを行うというパターンが増加しています。フォトウェディングとは、結婚式を挙げずに写真の撮影のみを行うというものです。そして、フォトウェディングに両親や義理の両親を招待することは様々なメリットがあります。
結婚式をしなくても花嫁姿を見せることができる
通常、結婚式を行わない場合、両親は子どもの晴れ姿を見ることができません。しかし、フォトウェディングでは、両親や義理の両親の参加も可能です。もし、結婚式を行わない場合でもフォトウェディングを行うことによって晴れ姿を見せることができます。写真や動画ではなく実際の姿を見せることができるため、最高の思い出を作ることができます。
結婚式で着る以外の衣装を見せることができる
結婚式に加えてフォトウェディングを行うことも可能です。結婚式を行う場合であっても、着用する衣装の数には限りがあります。つまり、フォトウェディングを行うことによって色々な衣装の姿を思い出に残すことが可能です。
たとえば、フォトウェディングでは和装、結婚式ではウエディングドレスとカラードレスなど様々なパターンで思い出を残すことが可能です。また、結婚式ではゲストも多いため、両親がゆっくり衣装を見られないケースも少なくありません。フォトウェディングでは両親や義理の両親にゆっくり晴れ姿を見せることができる点もおすすめです。
撮影風景も撮ってもらうことができる
フォトウェディングではプロのカメラマンが撮影を行いますが、撮影時間に限りがあります。そのため、両親にきてもらうことで撮影風景や何気ないオフショットなどの撮影をお願いできます。2人で行う場合にはできないメリットと言えます。
家族の思い出作りになる
大人になるにつれて家族で写真を撮ったり、出かけたりする機会は減っていきます。フォトウェディングに両親や義理の両親に出席してもらうことで、最高の思い出作りになります。そして、家族写真を撮影する機会も作ることができるため、晴れ姿を家族と一緒に写真に残しておくことができます。
両親・義理の両親を呼ぶデメリット
両親の目が気になってしまう
フォトウェディングでは、二人のラブラブなカットを撮影することもあります。そこで、両親や義理の両親の視線が気になってしまい、撮影に集中できなかったというケースも少なくありません。さらに、写真撮影は緊張するため、人目を気にすることなく撮影を行いたいという方には二人だけで撮影を行うことをおすすめします。
撮影料金が高くなってしまう
自前のカメラで撮影する際、追加料金がかかることがあります。さらに、フォトウェディングを行う二人以外の人を撮影に参加してもらうことで、別途費用がかかることがあります。また、両親を含めて撮影する場合のカット数の増加や、それに伴う時間の延長などで追加料金が発生するケースもあります。
トラブルにならないために
フォトウェディングで両親や義理の両親が参加することによりトラブルが発生する場合があります。せっかくのフォトウェディングにトラブルが発生することで残念な思い出になってしまうこともあります。そのためトラブルを避けるために、しっかりと準備した上で両親や義理の両親に参加してもらうことが大切です。
段取りを決めておく
フォトウェディングに参加する二人で段取りを決めておくことが重要です。どのような写真にしたいか、ポーズなどを考えておくことでスムーズに撮影を行うことができます。
時間を分ける
両親や義理の両親の参加が決定した場合、時間を分けることをおすすめします。たとえば、前半は家族と写真撮影を行い、後半は二人きりで自由に撮影を行うなどです。そうすることで、人目を気にすることなく二人きりのプライベートな写真撮影が可能です。
きっぱり断る
二人で検討した上で、やはり両親を呼びたくない場合は断ることが大切です。主役の二人が楽しんで撮影を行うために断るという選択をすることも可能です。断り方は、家庭環境に応じて印象が悪くならないよう配慮する必要があります。
フォトウェディングを取る際の服装は?
一般的なフォトウェディングの場合
一般的なフォトウェディングで撮影する際には、結婚式に参列するときと同じ服装で問題ありません。具体的には、男性がフォーマルなスーツ、女性はフォーマルなドレスがおすすめです。
女性の場合はすでに持っている衣装のほかに、着物のレンタルやヘアメイクを利用することもできます。しかし、サービス内容はスタジオによって異なるため、「どのようなサービスを受け付けているか」「サービスの料金が発生するか」などをチェックしておきましょう。
リゾート地でフォトウェディングを行う場合
リゾート地でのフォトウェディングは、その場に合った服装で撮影することが基本です。例えば、沖縄や石垣島などの撮影では「かりゆしウェア」や「かりゆしワンピース」、ハワイでは「アロハシャツ」や「ムームー」など地域に応じて変わります。
新郎新婦とその家族で衣装を合わせたい場合は、事前に購入するかレンタルを利用することが多いです。最近では、時期や場所に合わせたさまざまな衣装を用意しているスタジオもあります。
カジュアルな雰囲気で撮影を行う場合
フォトウェディングの中には、「いつもと同じ自然な雰囲気」というコンセプトを大切にするために、カジュアルな撮影を行うケースもあります。最近ではこういったカジュアルな撮影も増えているようです。そんなシーンでは、家族にもカジュアルな服装で撮影に臨む必要があります。
しかし、カジュアルな雰囲気とはいえ、「どんな服装にすべきか分からない」ということもあると思います。その場合は、あらかじめコーディネートやドレスコードを指定するとよいでしょう。
フォトウェディングを行う際、両親や義理の両親の出席にはさまざまなメリットやデメリットがあります。しかし、両親からすると子どもの晴れ姿を見たいと考える方も多いです。また、トラブルにならないようにポイントを抑えて事前に準備しておくことも重要です。主役の二人が最高の思い出を残すことができるよう十分に相談し、選択や準備を行うことが大切です。