ハワイでフォトウェディングを行うなら知っておきたいチップ制度
ハワイでフォトウェディングを行う場合、お世話になった人に「チップ」を渡すのがマナーです。日本では馴染みのない制度だからこそ、いつ誰にいくら渡せばいいのか悩んでしまうことも多いのではないでしょうか。そこで今回は、ハワイでフォトウェディングを行う際のチップの渡し方について詳しく解説します。
ハワイでフォトウェディングを行う際はスタッフにチップを渡す?
日本にはないチップ制度ですが、ハワイ(アメリカ)ではサービスに対してチップを支払うのがマナーとなっています。チップとはレストランやタクシーを利用したときなど、サービスを受けた際に感謝の気持ちとして相手に渡すお金のことです。日本でいうところのサービス料にあたります。ハワイではチップが制度化されており、チップを支払うことが前提となっています。そのためサービス業の賃金は低く設定されているケースが多く、チップも従業員の貴重な収入源となっているのです。
日本人としては戸惑うことも多いですが、そういうものだと理解してサービスを受けたときはチップを渡しましょう。ハワイでフォトウェディングを行う際は、介添え役となるコーディネーターをはじめ、カメラマンやヘアメイク、ドライバーなど直接サポートしてくれる人にチップを渡す必要があります。ハワイ(アメリカ)では料金の10~20%をチップとして支払うのが基本です。金額の目安としては、1人あたり20ドル程度となります。
ハワイのフォトウェディングでスタッフにチップを渡すときのマナー
チップには「いつ」「いくら」渡すかなど明確なマナーがないため、迷うことも多いものです。そこで、ハワイのフォトウェディングでチップを渡すときのマナーについて知っておきましょう。
チップを渡すタイミング
基本的にチップは、サービスに対する感謝の気持ちを伝えるために渡すものです。そのため、チップはサービスを受け終わった後に渡しましょう。たとえば、カメラマンならフォトウェディング終了後、ドライバーなら車から降りるタイミングがベストです。
とはいえ、フォトウェディング当日はドタバタする場面も多く、チップを渡し忘れてしまうことも考えられます。渡し忘れを防ぐために、会ってすぐに渡しておくのもひとつの方法です。
チップの渡し方
ウェディングのシーンでは、現金をそのまま手渡しするのは好まれません。ドレスやタキシード姿でいちいち財布を取り出すわけにもいかないため、あらかじめポチ袋などの小さめの袋にお金を入れて準備しておきましょう。ポチ袋は100均などで購入できるもので大丈夫です。チップを渡すときは、必ず笑顔で感謝の一言とともに渡すと相手も気持ちよく受け取れます。
誰にどれだけ渡せばいいの?
フォトウェディングにおけるチップの金額は1人につき20ドル程度が目安です。サービスをしてくれる人が複数いた場合は、人数分のチップを渡してください。また、行き帰りでドライバーが違ったときなどは、その都度チップを渡さなければなりません。だだし、仕事にかかる時間や内容によってはチップの金額にも多少の変動があります。1日同行してもらう場合は、50ドル程度をチップとして渡しておくのがよいでしょう。
ハワイのフォトウェディングでチップを渡すときの注意点
ハワイでフォトウェディングを円滑に進めるためにもチップは欠かせません。ここでは、フォトウェディングでチップを渡すときの注意点を解説します。
チップ用のお金は余分にもっておく
事前に打ち合わせをしていても、想定外のタイミングでチップが必要になる場面もあります。「大きい紙幣しか手持ちがなくチップが渡せない…」とならないように、チップ用のお金は多めに用意しておきましょう。チップとして使いやすい1ドル札、10ドル札、20ドル札の3種類を多めに両替しておくと安心です。チップはフォトウェディング以外でも、ホテルでサービスを受けたときやタクシーを利用したときなど、あらゆる場面で必要になるので余分にもっておいても損はしません。
チップは紙幣で支払う
基本的にチップは紙幣で支払うものです。硬貨で支払うと、相手の心証を損なう可能性があるので注意が必要です。通常は紙幣を生身のままチップとして渡しますが、ウェディングのシーンではあらかじめポチ袋などに入れて渡しましょう。
なお、手配会社によっては申込書などにチップについて記載しています。そのような場合は、その金額を目安にチップを渡せばOKです。それ以外のシーンでは、チップとしてよく使う1ドル札や10ドル札をお財布とは別に、マネークリップなどでまとめておけばスムーズにチップを渡せます。
まとめ
日本にはないチップ制度は、知らないことも多く悩んでしまうものです。スマートにチップを渡すためには、フォトウェディングを行う前にチップの準備をしておきましょう。あらかじめ誰にいくらチップを渡すのかを決めて、ポチ袋などに紙幣を入れておくのがおすすめです。チップの金額に迷ったときは手配会社などに相談してみましょう。事前に準備しておけばチップの心配をすることなく、ハワイでのフォトウェディングを楽しめます。